留学は誰でもできる

留学はもう特別に選ばれた人だけのものではありません。我々日本人は古くは「遣隋使」、「遣唐使」の時代から中国大陸への留学で多くの事を学んで来ました。又、明治以降はヨーロッパやアメリカへ多くの青年が留学し、先進的な科学技術や芸術、文化などを学びました。しかし、それらの留学に共通していたのは、留学は一部の選ばれたエリートだけのものだと言う事でした。

留学が一部のエリートだけのものという意識はその後もずっと続き、留学というのは何か人生における一大事の様に思う意識は、最近まで多くの日本人の心の中にありました。しかし現在ではあえて極論を言わせて貰えば、留学は、意欲と一定額の資金さえあれば誰でも出来ます。小学生でも、中学生でも、高校生でも、大学生でも、はたまた社会人であっても、実際に毎年多くの人が留学しています。

留学する人がこの様に多くなったのは、1980年代頃から日本人の間でも海外旅行が盛んになった事に、原因があると言われています。実際に私が知っている人でも高校生の時に海外旅行へ言った事がきっかけで、その後ホームスティから本格的な留学へと進んだ人がいます。やはり最初は単なる観光旅行でも直接外国の風に触れる事が、やがては留学に繋がる事は間違いの無い事実だと思います。

留学する意欲も資金もある人でもやはり二の足を踏むのは「言葉の壁」です。日本人は義務教育から高校を卒業するまでの間でも、最低6年間は少なくとも英語だけは学んでいます。大学卒なら更に4年が加わり10年間も英語を学んでいる訳です。ところが日本人の多くは英語の読み書きは出来ても肝心の「話す」事が苦手です。しかし、留学を考える場合、語学の問題を無視は出来ませんが、あまり深刻に考える必要はありません。もちろん外国の学校へ留学して授業を受けるのですから、全く言葉が分からないのでは困りますが大抵は何とかなります。多くの日本人が、英語が出来ないのは日常生活に必要が無いから本気で勉強しないのであって、留学という目標が出来れば留学をする国の言葉は誰でも必死で勉強します。その結果は短期間で取りあえず、入学が許可されるレベルまでには到達出来るものです。

留学はこの様に誰でもその気になれば留学出来るチャンスがあります。あまり、あれこれと考えずにとにかく留学をする意思があるならば、それに向けて語学の研修を受けたり、資金を準備するなどの行動を起こす事が大事です。きちんとした目的を持ち、どうしても留学したいという気持ちがあれば必ず留学への道は開けて来ます。